作画の緻密さと物語の意外性で話題のアニメ【デカダンス】も、最終回まで残すところあと1話となりました。
目が離せないストーリーに、続きが気になっている方も多いのではないでしょうか。
また「評判が良いらしいけど、どんな話なの?」と気になっている方もいらっしゃることでしょう。
この記事では、そんな【デカダンス】のネタバレも交えたあらすじと、最終回やその先の2期展開放送予定についての予想をお届けしていきます。
【デカダンス】の作品紹介とネタバレあらすじ
立川譲×瀬古浩司×NUT新作オリジナルTVアニメーション!「デカダンス」7月8日より放送開始!
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— TVアニメ「デカダンス」公式 #デカダンス公式ファンアート企画 #デカダンス公式質問箱 募集中! (@decadence_anime) June 12, 2020
【デカダンス】あらすじ
【デカダンス】は、「幼女戦記」を手がけた実力派スタジオ“NUT”の完全新作・オリジナルアニメです。1話では戦闘シーンの緊迫感ある描写で一気に引き付け、2話で驚愕の設定を明らかにすることで、たくさんの人の心をつかみました。
舞台はユーラシア大陸。
絶滅寸前の人類は、攻撃性をもつ「ガドル」という生き物に対抗して、【デカダンス】という移動式の要塞を築き、その内部で暮らしています。
しかし、デカダンスの動力はガドルの体液で賄われており、社会を維持するにはガドルを狩らなければなりません。人々は、襲いくるガドルと死屍累々の戦いを繰り広げ、日々を命がけで暮らしています。
――というのは表向きの話で、実はこれは仕組まれたゲームです。
この世界はサイボーグたちが作り上げた「システム」によって管理され、デカダンスはその中の娯楽施設の一つにすぎません。
ガドルももちろん、サイボーグたちが作った生き物です。
ごく少数の「人類の生き残り」である「タンカー」たちは、そのことを知らないままデカダンスの中に閉じ込められ、命のやり取りまでしながらガドルと戦うことを強いられています。
対するサイボーグたちは、本体は二頭身の姿をしていますが、デカダンスにログインし、人類と似たような見た目の「素体」を使うことで、デカダンスというゲームを楽しんでいます。
【デカダンス】ネタバレ
ご褒美デカダンス…と
相変わらずのナツメ✨謎に包まれたお洒落なジルが
キーパーソンになってるの好き残した私のバグ…(;゚д゚)ハッ!
残念なクレナイさんも
全然ありです(挙手)カブラギ&ミナトの友情
長い付き合いを物語るね#デカダンス 11話 pic.twitter.com/BXdaZ0DOiP— しろぶた🐷@夏越の祓🎆 (@RS3DixmLDkF8a0h) September 18, 2020
物語は、ナツメという少女とカブラギという青年の出会いから始まります。
ナツメは人間で、幼い頃にガドルとの戦闘によって父を失い、天涯孤独の身となりました。
「ガドルのいない平和な世界を作る」という目標のために、戦士になることを夢見ています。
一方のカブラギはサイボーグであり、7年前まではトップの戦績を誇る優秀なプレイヤーでしたが、ある事件によってガドルと戦うことを禁じられ、デカダンスの装甲修理をしながらシステムのバグを探すという閑職に追いやられてしまいました。
そんな二人は、戦士になれなかったナツメが、カブラギの部下として装甲修理の仕事に就いたことで出会います。
生きがいをなくして緩やかに死に向かおうとしていたカブラギは、ナツメの純粋すぎるまでの懸命な生き方に心を揺さぶられ、少しずつ二人の距離は近づいていきました。
そんなとき、ひょんなことからカブラギは、ナツメがシステムに認識されていない「バグ」であることを知ります。
そして彼は、本来ならばシステムにナツメの存在を報告しなければならないはずですが、それをせずに、ナツメを見守りながら戦士として教育することを決意します。
あるとき、強力なガドルとの戦いで命を落としかけたナツメを庇ったことで、カブラギは「バグ」と認定され、矯正施設に強制収容されてしまいます。
そこには、他にもバグとして飼い殺しにされているサイボーグたちがいました。
そこでカブラギは、その仲間たちと手を組み、ガドルの工場を破壊する計画を立てます。
ガドル工場に侵入できるのは、システムに認識されていない者、すなわちナツメと、デカダンスから排除されたことになっているカブラギだけ。
この二人は力を合わせ、全てのガドルの生命活動を停止させることに成功しました。
ところがこのときナツメはシステムの内部を見てしまい、もう隠せないと悟ったカブラギから「この世界は全て作り物だ」と明かされ、騙されていたことにショックを受けます。
世界からガドルはいなくなり、一件落着したかに思われました。
しかしそこに、新たな問題が発生します。バグを起こした一体のガドルが生き残っており、自己増殖を始め、システムの手に負えなくなってしまったのです。
#デカダンス 11話
グラサンあっさりやられたな。もうちょっと戦って欲しかったけど尺足りなかったのかな
ギアかわいいよねwナツメコミュ力高いな〜
まさかのデカダンスでログイン!?ログインしたところで戦えるのか?腕壊れたしな…。それとも戦わずに消される範囲外に逃げるのか pic.twitter.com/iidCyraFxT— ぷらむ (@plum_osaka) September 17, 2020
今までのガドルとは桁違いの戦闘力をもつそれは、デカダンスを概ね破壊できるほどの力をもっており、もう為す術はありません。
そこでシステムは「デカダンス」というゲームのサービス終了を決め、ログインしているサイボーグたちにログアウトを促します。
しかし、ログアウトできるわけでないナツメたちタンカーは当然、そのことを知りません。
そんな中、カブラギは、デカダンス自体を素体としてログインすることで、暴走を始めたガドルを倒そうと試みます。
ここまでが11話までの内容で、次の最終回で、このカブラギの戦いがどのような結末を迎えるかが描かれます。
「デカダンス」最終回と今後の展開予想
放送まであと3日🚜💨💨💨
第12話「decadence」
デカダンスと超巨大《ガドル》との最終決戦が始まった。火力不足で劣勢に追い込まれるデカダンスの前に現れたのは、ドナテロらゲームプレイヤーたちだった。▶️第12話予告https://t.co/rNgc3Rv0ck
月明かりドナテロ…!✨#デカダンス #DECA_DENCE pic.twitter.com/VIOTgUT0w0
— TVアニメ「デカダンス」公式 #デカダンス公式ファンアート企画 #デカダンス公式質問箱 募集中! (@decadence_anime) September 20, 2020
ここまでの流れから、最終回の内容として、次の3つを考えてみました。
最終回の展開予想
- カブラギがガドルを倒し、ナツメたちの生活も守られ、これからもサイボーグと人類は共生していく
- ナツメがガドルを倒し、サイボーグと人類は分かれて暮らすことになる
- 誰もガドルを倒せずに人類は滅亡し、サイボーグだけが残る
①だとハッピーエンドですね。これが最も現実的ですし、全員が幸せになれます。
この結末であれば、カブラギとナツメの交流も続きそうですし、2期も望めそうですね。
②は斜め上の展開ですが、カブラギとナツメとの絆にどう決着を付けるかがポイントになりそうです。
2期があるとすれば、二人の再会から始まるストーリーになるでしょうか。
③は一番悲しい終わり方です。あまり爽やかではありませんが、ガドルを倒せなければこうなってしまってもおかしくありません。
しかも、これではおそらくナツメが死んでしまうので、2期がある可能性は低そうです。
まとめ
以上、絶賛放送中のアニメ「デカダンス」のあらすじと結末予想を見てきました。
このアニメは原作がないオリジナル作品のため、結末については筆者の個人的な予想しか書けませんでしたが、先の展開については皆さんもぜひ想像を膨らませてみてください。
作画・ストーリーともに完成度が高い【デカダンス】の今後に、ぜひ期待しましょう。